FREE PERFORMANCE
無償公演(幼稚園・保育園・児童施設等)
NPO法人HEROでは、2011年10月より、東日本大震災の被災三県(宮城・福島・岩手)の幼稚園・保育園・児童施設等において、年間200回を超す「交通安全教室」「防犯教室」「防災教室」「STOP地球温暖化教室」等のショーを無償でお届けしています。
RYU PROJECT/破牙神ライザー龍の交通安全教室
子供たちが道路の危険をしっかり知って、毎日を安全に、そして笑顔で過ごすために!
交通安全教室は、子供たちにとって大変重要なお話ではありますが、決して楽しい(面白い)お話ではありません。私たちは子供たちの憧れのヒーロー“破牙神ライザー龍” が持つパーソナリティーをフィルターにし、子供たちに交通ルールについて興味を持ってもらい浸透させる事が重要であると考えます。
また、龍との交通安全のクイズを盛り込む等、楽しさを演出する事で、子供たちにとって交通ルールと言う「難しい話」の垣根を少しでも下げたいと思っています。
龍の交通安全教室は「左手をあげよう」と教えています。車が左通行の日本では、右手をあげると近づいてくる車が見えにくくなります。左手をあげるほうが自分に近づく車の交通環境の変化に気付きやすいのです。そのため左手をあげようと教えています。
RYU PROJECT/破牙神ライザー龍の防犯教室
小学校に上がると、子供たちを取り巻く環境がぐっと変わります。
- お家の外で一人で遊ばない!
- 知らない人にはついていかない!
- 大きな声で「いや!」「助けて!」と叫んで、
とにかく逃げるんだ! - その人が悪い人でないことが、後でわかっても、
誰もあなたを叱ったりしません。
この4つのポイントを中心に、「いかのおすし」の様な語呂合わせではなく、イラストパネルを使い、目で見て、龍からの言葉を聞くトレーニングを繰り返すことにより、子供たちが、知らない悪い人を直感的に感じられる様になることを目指します。
知らない人の中には、たくさんのいい大人もいれば、少しだけ、悪い大人もいることを知ってもらい、悪い大人に出会わないようにする方法や、出会ってしまった時にしなくてはいけないことを身につけて、自分の身を守る術を学びます。
RYU PROJECT/破牙神ライザー龍の防災教室
龍と一緒に考える、地震・津波・水害・火事! 逃げる時はどうする!?
破牙神ライザー龍の防災教室は、防災標語を覚えるのではなく「こんなときどうする?」という例題のパネルを出して実際に子供たちにも答えてもらいながら災害にあった時の対処法を一緒に考えていきます。
- ●龍と一緒に考える「地震・津波・水害・火事」
- ●練習問題/イラストパネルを使った防災(避難)クイズ
- ●体験
- ・机や隠れるところがないときのポーズ。「ダンゴムシのポーズ」を覚えます。
- ・実際に地震が起こった場合、どれくらい足元が不自由になるのか、ペットボトルの細切れを使用して体験してもらいます(逃げる時に靴を履くことの大切さを知ってもらいます)。
- ●逃げる時の大事なポイントをイラストでわかりやすく解説します。
RYU PROJECT/破牙神ライザー龍のストップ地球温暖化教室
地球が暖かくなるのはダメなの? 地球が温暖化するとどうなるの?
環境問題については、社会全体で大きく取り上げられており、私たちの生活とも密接に関わっている問題です。「破牙神ライザー龍のストップ地球温暖化教室」では、「一人ひとりの行動が環境問題につながっている」ことをテーマに、イラストパネルを使って子供たちに地球温暖化防止活動を知ってもらいます。
日々の何気ない行動から環境問題に繋げることで、「自分の行動が環境を変えるかもしれない」という気づきを目指します。
- ●地球温暖化ってなぁに? 地球が暖かくなるとダメなの?
- ●このまま温暖化が進むとどうなるの?
- ●地球にも優しくなろう!
- ●エネルギーや水のムダ使いを無くそう!
- ●食べ物をムダにしない!
RYU PROJECT/破牙神ライザー龍の教職員向け刺股(さすまた)練習会
かねてより、破牙神ライザー龍の防犯教室に赴く保育園や幼稚園の先生方より、「園に刺股が配備されているのですが、使い方がわからない…」「本当に使用できるか不安だ…」などなど、ご相談を受けていましたが、専門外としてお断りしていました。
しかし、2021年11月に発生した登米市の「刃物を持った男のこども園侵入事件」を受け、少しでもお役に立つならばと、関係各所のご意見を参考にさせていただきながら、先生たちと一緒に練習をするスタイルで、「リュウプロジェクト教職員向け刺股(さすまた)練習会」として2022年よりスタートしました。
破牙神ライザー龍を運用するリュウプロアクターが犯罪者役となり、限りなく実際の現場に近い状況を想定しながら練習します。
- 刺股って何? どうやって使うの?(刺股の基本動作)
- 刺股を過信しない!
- じゃあどうする?
- 大切なのはリスポンタイムをなんとか凌ぐこと!
- 刺股プラスアルファでリスポンタイムを凌ぐ!
- 使ってみよう!(ロールプレイング)
- ※リスポンスタイムとは、110番通報を受けてから警察官が現場に到着するまでの時間のこと。
- ※NPO法人HEROの刺股(さすまた)練習会ではいかにこのリスポンスタイムを守り切るかに重きを置いています。
私たちが実際に刺股を使ってみて実感したことは、練習をしなくてはいざという時に使うことができないということです。普段から刺股の練習はもとより、「不審者」発見の段階で、速やかに明確な役割分担(刺股担当・通報担当・避難担当など)とそれに基づく行動を開始することをシミュレーションすることが重要なのではないでしょうか。